Company

会社案内

伝統と
先進技術が生む高品質な
かつお節

代表挨拶

「旨さ」を追求しながら、
内側から強く健全な企業体制へ。

私の祖父が昭和4年に立ち上げましたカネゼンは、創業から変わることなく「旨いかつお節」を作り続けております。原魚の買い付けからかつお節づくり、削り節づくり、加工品の製造までを一貫して自社で担い、精度の高い製品に定評をいただいております。「旨さ」の本質を追い求め、質の良い素材を厳選、こだわり抜いた伝統製法を守り続けております。さらに、味づくり以外の工程には、合理化・効率化を極めた最新設備を導入。これらの三つ巴で、カネゼンにしかできない、質の高い製品を皆様に提供し続けております。また、製品づくりを通じて「カネゼンのものなら大丈夫」と、たくさんのお客様に感じていただきたく、品質管理にも注力しております。近年、弊社は食品安全、衛生管理に関する認証を順次取得。環境配慮の観点においても、大手企業様に勝るとも劣らないレベルにて取り組んでおります。詳しくは「品質・環境ページ」をご参照ください。
これからも弊社は、素材本来の「旨さ」を最優先にしながら、皆様に「安心・安全・信頼」を提供してまいります。

現在弊社は、健康経営優良法人認定にも着手しております。企業としての社会的責任を果たしながら、社員に対してのケア体制を整備。このアクションは、必ずや良い製品づくりにつながり、ひいては、よりいっそう良いかつお節づくりのよすがになるものと考えております。
一瞬たりとも前進を止めないカネゼンに、今後とも変わらぬご愛顧のほどを、何卒よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長
田村敦史

カネゼンの強み

昭和4年創業。
積み重ねた実績と信頼が持ち味です。

昭和4年、カネゼンは焼津市の田村善エ門により、かつお節製造販売業として創業しました。創業者の妥協を許さない商品づくり、品質へのこだわりはその歴史に深く息づき、市場において幅広く信頼されるメーカーとして今日に至っています。
原魚の買い付けから荒節、
削り節づくりまで担います。

弊社はかつお原魚の買い付けから荒節・削り節、最終製品販売までを自社で一貫して担うことができる、国内でも数少ないメーカーのひとつです。かつお原魚の産地・漁獲から製品に至るまでの、特色あるトレ－ス管理により品質と安全性を担保し、信頼性の高い商品を生み出しています。
伝統を守りながら、
先進技術で品質管理を徹底。

伝統的な保存食品のかつお節は手間と時間のかかる商品です。薪を使った焙乾・蒸し上げなど、伝統製法を頑なに守る一方で、可能なものは最新技術による自動化を推進し、先進的な生産・品質管理体制の実現に結び付けています。

会社概要

企業名: 株式会社カネゼン
本社所在地: 〒425-0054
静岡県焼津市一色166-1
TEL: 054-623-1156(代)　
FAX: 054-656-0060
代表取締役社長: 田村敦史
創業: 1929年（昭和4年）
事業内容: かつお節の製造　
削り節の製造　
惣菜加工
資本金: 1,003万円
年商: 70億円（2023年12月期）
従業員数: 75名
取引銀行: 商工組合中央金庫静岡支店
静岡銀行焼津支店
スルガ銀行焼津支店
しずおか焼津信用金庫道原支店
静清信用金庫石津支店
主役員: 代表取締役社長　田村敦史
常務取締役　田村勝央
取締役　田村賢嗣
社外取締役　松野下勝裕
社外取締役　小島友行
監査役　高橋章仁
相談役　田村隆男
執行役員　三浦一馬
執行役員　花井秀夫
執行役員　下之園哲也

本社・工場所在地

本社・本社工場

〒425-0054 静岡県焼津市一色166-1
工場紹介
第二工場品質管理室

〒425-0065 静岡県焼津市惣右衛門1133-8
第三工場

〒425-0065 静岡県焼津市惣右衛門1280-14 水産加工センター内
枕崎工場

〒898-0093 鹿児島県枕崎市仁田浦町22
工場紹介

沿革

1929年（昭和4年7月）: 焼津市焼津6丁目において、田村善エ門商店を設立しかつお節製造販売及び鮮魚販売を目的に創業
1962年（昭和37年7月）: 事業の伸展に伴い、本社所在地にかつお節、削り節製造工場･駿河食品株式会社焼津工場を建設
1966年（昭和41年1月）: 組織の合理化をはかり、駿河食品株式会社焼津工場を合併、資本金800万円にて株式会社カネゼンと改称し、内部充実を図る
1968年（昭和43年5月）: かつお節包装工場を増設
1970年（昭和45年12月）: 田村敬一代表取締役就任
1971年（昭和46年10月）: 削り節工場、農林省JAS認定工場となる
1972年（昭和47年10月）: 削り節パック工場を増設
1973年（昭和48年12月）: 焼津水産加工団地に進出し、第一期工事を行う
1975年（昭和50年9月）: 加工団地内第二期工事を行い、団地工場（現第三工場）が完成する
1979年（昭和54年6月）: 焼津市惣右衛門に贈答用品配送センター及び倉庫を建設する
1979年（昭和54年9月）: 焼津市一色166-1において約6,000㎡の敷地に本社工場及び冷凍倉庫完成
1980年（昭和55年4月）: 巴水産株式会社設立
1984年（昭和59年2月）: 鰹本節で農林水産大臣賞受賞
1994年（平成6年3月）: 枕崎市仁田浦町22において約40,000㎡の敷地に最新鋭設備を導入したかつお荒節製造の枕崎工場を新設
1996年（平成8年12月）: 焼津市惣右衛門1133-8に第二工場、事務所及び品質管理室棟を建設
1998年（平成10年10月）: 田村隆男代表取締役社長就任
田村敬一代表取締役会長就任
2005年（平成17年9月）: 株式会社枕崎冷凍食品設立
2008年（平成20年12月）: 第三工場稼働
2011年（平成23年5月）: 株式会社枕崎超低温設立
2012年（平成24年5月）: 株式会社タムラ設立
2016年（平成28年4月）: 第二工場 HACCP認定取得
2017年（平成29年4月）: 田村賢嗣取締役営業本部第一営業部部長就任
2017年（平成29年6月）: 枕崎工場 HACCP認定取得
2020年（令和2年3月）: 小島友行監査役就任
2020年（令和2年4月）: 本社工場 FSSC22000認定取得
2021年（令和3年4月）: KTM株式会社設立
2021年（令和3年7月）: 本社・第二工場・第三工場エコアクション21認証取得
2022年（令和4年2月）: 小島友行監査役退任
髙橋章仁監査役就任
2022年（令和4年2月）: 田村敦史代表取締役社長就任（令和4年2月14日就任）
2022年（令和4年4月）: 第三工場静岡県ミニHACCP取得
2023年（令和5年7月）: 枕崎工場エコアクション21認証取得
2024年（令和6年10月）: MSC CoC認証取得（本社工場、枕崎工場）
2024年（令和6年12月）: 田村隆男代表取締役会長を退任　相談役に就任

カネゼンの
ネットワーク

カネゼンは静岡県の焼津市と鹿児島県の枕崎市の二大拠点4工場でかつお節と削り節の生産体制を構成しております。枕崎工場と第三工場がかつお節とかつお加工品を、削り節を本社工場、惣菜関連を第二工場が生産を担っております。この他、保管機能として関連会社の枕崎超低温、超低温保管および、かつおタタキ加工の巴水産、かつおタタキ加工の枕崎冷凍食品で構成されるグループ企業が効率よく流通を機能させております。

各工場は独自ネットワークで結ばれ、リアルタイムで在庫受注の状態を把握できます。本社集中管理体制により各工場の稼働をコントロールすることで無駄のない生産体制を構築しています。例えば枕崎工場で生産された荒節は本社工場の削り節の生産予定に応じ、無駄なく供給されます。物流および品質管理情報もお客様ニーズに基づき、即時対応できる体制を整備しております。

カネゼンはスピード感のある経営スタイルを実現するため、早くからシステム化に取り組んで参りました。社員は専用情報ネットワークで結ばれ、経営方針、社内情報の共有、社員間の意思疎通に基づきスピード感のある判断ができます。今後はグループウェアに加え、AI機能を積極的に導入するなど、時代の変化を掴んだシステム構築を推進してまいります。